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ついこの間、電車で向かいに立ってたニーチャンが読んでる本を見ると「薩南示現流」というタイトルが目に入った。
剣士の端くれとしては目を通しておかねば、と思い早速その足で本屋に向かって購入。 作者である津本陽氏の作品は昔「下天は夢か」か何かをガキの頃読んで、あまりの難しさにさっぱり理解できなかった苦い過去があるんだが、正直言って今読んでもダメだった。 昔と違って理解はできるんだけど、どうも人名地名が次から次へとゴチャゴチャ出てきる上に、話の時間軸がアッチコッチ飛ぶもんだから頭の整理が悪い俺のような人間には読みにくいことこの上なかった。 頭のいい人だったら人物の相関とか場所の位置関係とか思い浮かべながら読めるんだろうけどね。 殺陣や稽古の描写は津本氏自身が剣の嗜みがあるだけあって他の小説にはなかなか無いリアルさがあって好きではある。 つーか学生時代自分がとってた構えは薬丸自顕流に近い方だったんだな。 教えられなくても速く強く斬るには自然とああなるよな、やっぱ。 < 前のページ次のページ >
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